歴史
電線は戦後の混乱期のいち早い昭和21年7月、同一産業に働く仲間の大同団結と労働条件の向上を目指して、23組合、12,000人で結成されて以降、多くの歴史を刻んできました。
この半世紀は決して平坦なものではなく、いくたの試練と苦難に直面する厳しいものでありましたが、運動の前進と組織の強化・拡大を図りながら今日の歴史と伝統に輝く組識へと発展してきました。
今日の国際的大競争時代であらゆる面で意識改革や構造の転換を求められており、労働運動もより一層体制を強化して連合・金属労協とともに激動の時代に挑戦していきます。
全電線に結集する仲間の信義・信頼の基に強固な組識と新たな運動に取り組み、さらなる発展を目指しています。
沿革
- 1946.7.2東京京橋公会堂において産業別組織の確立を目指して23単組、3千名の代表を迎えて結成大会を開催して全電線が発足する。
- 1956.7.6結成10周年、組織化が進み16,296名となる。
- 1969.11.一時金同時期解決、二大闘争へ移行
- 1977.7.5全電線会館が落成する。
- 1978.12.12関西支部会館が落成する。
- 1979.7.2機関紙「全電線」500号記念
- 1981.7.第3次賃金闘争路線のスタート
- 1988.8.退職者医療共済制度スタート
- 1989.11.21民間連合を経て連合に移行
- 1990.2.年金共済制度(ハピネス)スタート
- 1990.9.12IMF-JCへ加盟
- 1993.6.シニアセミナー開催
- 1994.11.社会貢献活動:ダルニー奨学金制度に参画
- 1995.1.阪神・淡路大震災にボランティア実施
- 1996.7.2結成50周年記念式典を開催
- 1999.2.16二大闘争を集中化へ移行
- 2000.8.全電線中期基本政策「21世紀の新たな挑戦」策定
- 2002.8.全電線産業・社会政策・21世紀の新たな挑戦(最終報告)策定
- 2006.8.改訂全電線中期基本政策策定
結成60周年記念式典を開催 - 2009.8.全電線中期基本政策「21世紀新たな挑戦」総括
「改訂 全電線中期基本政策」総括 - 2010.8.2010年代運動の指針と方向策定
- 2011.3~9.東日本大震災にボランティアを派遣
- 2016.8.19結成70周年記念レセプションを開催